JOMONさんがいる西湖の風景

JOMONさんがいる西湖の風景
JOMONさんこと“国さん”との出会いは・・・2020年の夏の暑い日だった。
『西湖はまるで古代湖だ!』と目を輝かせながら、
コロナに揺れる社会なんて何の其の、
来る日も来る日も、丸木を削っては、小さな舟を湖面に浮かべた。
風が吹いたらどうなるか?アウトリガーを付けたらどう動くか?
ひっくり返ったらどうなるか? 帆を建てたりもしていた。

竹で作ったアウトリガー・・・試行錯誤の日々

小さな丸木舟で毎日湖上に出た

その年の夏、1か月間位、朝から夕まで、毎日湖に出ていたと思う。
人懐っこい笑顔に惹きつられるように、“国さん”の周りには、
いつも、キャンプ場の子供達が集まってくる。
そして、昼時になれば、煙が立ち始め、
妙に旨そうな縄文式ランチタイムがはじまる。
私も我慢できず、ついつい顔を出し、何度もご馳走になった。

食事も縄文スタイルを貫く “妙に旨い焼きもろこし”

壮大すぎる丸木舟の夢、JOMONさんプロジェクト
『50歳にして天命を知った』そう話す、
国さんの目はいつになく真剣でいて、覚悟が宿っていた。
が・・・
正直に言って、この時点では、
どのようにビジネスとして組めるか?
自分の中で、そんな助平根性が働いたのは事実だろう。
いざ、JOMONさんがやってきた!が始まり、
愛知県東栄町に駆けつけて、国さんと対峙する
樹齢300年の大杉を目の前にしたとき、
“とんでもないプロジェクトが本当にはじまってしまったんだ”
どこかで絵空事のように考えていた小さな自分を恥じた。
そして、石斧を握りしめ大杉に振り当てたとき、
圧倒的な大木のパワーが全身に突き返され、
損得勘定も助平根性も吹き飛んだ。
それ以降、全国ツアーに出る前の削りだし作業―2021年秋
全国ツアーIN西湖―2022年秋  
ミンナ試乗会―2023年
ひとりの人間として関わらせてもらっている。・・・つもりでいる。
先日、久しぶりに国さんと労働(ミンナの引き上げ)させてもらった。
驚くほど根気よく時間と手間をかけて丁寧に『ミンナ』と
“今”を向き合う国さん。
効率とは何か 文明とは何か 幸せとは何か 問いかけられているようだ。

”みんな”はここから200年は乗れる舟。
この時代に西湖で出逢えたこと、関わらせて頂いていることに感謝と感動を覚える

”ミンナ”は予定では10月いっぱいまで試乗会、
来年5月まで、西湖に居てくれます。
僭越ですが、HAMAYOUリゾートにお越しの、また関わりのある皆様も
西湖でJOMONさんと”ミンナ”のリズムに触れてみてはいかがですか?

JOMONさんがやってきた
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