西湖の夏 いただきます

西湖の水の中。

顔をつけただけで、もうそこは聖域、サンクチュアリなのです。

夏がやってきます。西湖の水の中にも。

碧く深く短い夏が。

僕たちローカルは、水温が温まる、

聖域侵入を許されたこの短いひとときに、潜ります。

ライトなスキンダイビングですが、

西湖に光が差し込む、10mの世界の冒険は

スキンダイビングでも十分過ぎるほど美しく

その神秘的な世界、水中のコントラストに飲み込まれていきます。

ポイント毎に姿を現す、魚や貝、水草、岩盤が代わる代わる表情を変え

深く伸びた水草を頼りに光線の届かない、暗闇まで潜ったり、

魚の群れと一緒に戯れたり、

息を潜めて捕まえたりと、

西湖で生きる、私が確信する。

西湖に一番近づく、湖中での時間。

ヌマチチブもブルーギルも、

俗世界では外道と云われるのかもしれないが

西湖ダイビングでは、湖中を彩る華やかなキャストであり、

また滋味深く、大変美味しゅうございます。

(ワカサギにも引けを取りません)

とにかく水質が全て。

supやカヤックの湖上も楽しいけれど、

この夏はマスク一つ、ゴーグル一つで、もう一つ裏側の西湖を覗いてみませんか?

(もちろんライジャケはマスト‼︎)

絶品ヌマチチブサンド&アヒージョいつか、西湖の名物に!?