せのうみツアー【本栖湖編】

このツアーのテーマは『路』です。
軽登山やサイクリングで内観しながら絶景の道中で自然とつながり、富士山が見つめた古道に残る国境の歴史ドラマをたどり、先人が残してくれた『郷土食・ほうとう』の世界を徹底的に“楽しみ食べ尽くす“
このツアーが現代迷路を切り開き 未来への旅路に繋がれば、、、本望です。

POINT1
登山瞑想、ポタリング瞑想でココロとカラダを解放、無になろう!

■龍神宿る本栖湖畔路
■富士山を日本一愛した天才写真家が残した路
■美しきミズナラ林の路

POINT2
本栖湖、樹海に眠る史跡を巡ろう!

■本栖湖に沈んだ固定遺跡を辿る路
■4世紀ヤマト王権と甲州を結ぶ重要な交易路
■富士が見つめた戦国史の中心舞台、
■信玄が死守したかった、信長、家康が往来した甲斐と駿河を結ぶ最短古路
■江戸時代「魚の道」「塩の道」とも呼ばれた、人や馬による輸送路

POINT3
知れば納得!作れば満足!“ほうとう“を楽しもう!

■信玄公考案の野戦食・スーパーフード『宝刀ほうとう』への路
■火を使え!ダッジオーブンを使いこなせ!秋冬アウトドア達人への路

自然の中で心と身体を浄化し、古道を訪ね、新しい自分に出会い
パワーフードである宝刀を知って、作って、美味しく召し上がって頂く
シンプルに、自然や人間へと回帰できる時間
こんな時代に負けない希望への旅路へlet’s go!

このツアーでの見どころとアクティビティ
1000円札の富士山【中の倉峠】 →朝一番、ライトな登山で瞑想状態にダイブする
日本道路100選に匹敵する本栖湖道をサイクリング → ポタリング瞑想
■ 佛光山 本栖寺
■ 湖底遺跡のある浜
■ 生誕500年、信玄公と本栖の物語
■ 本栖城、石塁跡
■ 信玄築石
■ 中道往還
■ 野戦食ほうとう作り

※天候により訪れるスポットを変更する場合がございます。

中の倉峠
ミズナラの原生林を抜けて1000円札の富士山に会いに行きます。

サイクリング
日本道路100選に匹敵する本栖湖道。
本栖ブルーの中をサイクリング!

佛光山 本栖寺 室山ブナ林
台湾に総本山がある仏教のお寺。
秋には紅葉が綺麗です。

石塁
樹海の溶岩を使って樹海の中に作られた石塁は戦国時代の国境の最前線防衛柵でした。

本栖城跡
戦国時代の最前線基地。
急な斜面を利用した山城跡です。

旧中道往還
古代から現代まで場所、人、モノを結んだ歴史が詰まった旧道を歩きます。

信玄の築石
樹海の石塁と合わせて駿河の国からの侵攻を防ぐために作られた砦跡。

野戦ほうとう
ダッチオーブンと薪の火で作るオリジナルほうとう。
ツアーの締めに!

ツアーの行程

・送迎車にて本栖湖畔へ
・ミズナラの原生林を見ながら中の倉峠を登ります

・1000円札の富士山とご対面
・自転車に乗り換え、本栖湖畔をサイクリング
・紅葉が綺麗なお寺、仏光山本栖寺で小休止
・樹海の中に残る遺跡「石塁」へ
・戦国の山城「本栖城跡」へ
・旧中道往還を歩き信玄公の築石を見ます
・キャンプ場へ戻りダッチオーブンを使って「ほうとう作り」

※移動や休憩、昼食も含めて約5時間半のツアーとなります。
※参加者の方の体力や年齢により時間が大幅に変わる場合があります。

2名様以上でプライベートツアーとなりますので自分のペースで進めます!

ツアーの詳細

開催日お問合せ下さい。
集合場所キャンプビレッジGNOME管理棟
開催時間7:30~13:00(集合7:20)
定員5名
参加費8,800円(税込)
※ガイド、レンタル自転車、おやつ、ほうとう、保険料含む
ツアー概要①ハイキング(軽登山登り25分下り15分程度)
②サイクリング(10分程度〜仏光山本栖寺立ち寄り)
③史跡巡り (本栖浜、石塁、本栖城、信玄築石、旧中道往還等)
④ダッジオーブンを使った、野戦食ほうとう作り体験
備考※途中あたたかい飲物をご用意しております。
参加方法こちらのフォームよりお申し込み下さい

〜より楽しんで頂くための予習解説〜

『観る』
北は北海道、南は沖縄まで、日本中で毎日見られている『富士山の姿』を知ってますか❓
日本で最も有名な『至極の富士山』をリアルに見に行きましょう。
まずは朝一番の軽登山で雑念を消し去り… 瞑想状態にダイブしていきます。
その先に待ち受けているのは...

最近アシュタンガヨガ「動く瞑想」が注目されています。動作が決まっている分、自分の意識が内に向きやすくなる。そうるすと身体と外の境界、身体と呼吸の境界が曖昧になる瞬間があるんです。その効果が登山にもあります。山を登っていると一歩一歩しか進めない分、色々と思考が巡る、しかし時間が経つと考えることもなくなって、自分と見るものが繋がっているような感覚になるんです。山ならではのマインドフルネス、無私の状態だと思います。
大事な判断をしようと悩んでいる時は疲れていても山に入って体を動かしたりします。降りてきた後にすっきりして思考がクリアになるんです。
時に内観しながら、ときに自然とつながりながら、やがて自然の一部になっていくことを楽しみます
肉体の苦痛と大自然の生命の中であるがゆえに、そのような都会の澱があぶりだされてくるのだといえるのです。
しかし、汗が流れ尽きるように、そのような想念、過去や未来や現在にまつわる想念もやがて出尽くします。
そのうちに気がつくと、ただ自然の中を歩む動物のような無心の歩みを見出していくのです。自分がただ黙々と歩むだけの存在であることを見出していくのです。

『漕ぐ』
セノウミ最西端、本栖湖。日本有数の深さと透明度を誇る青の湖。まだまだ知られていない魅力と謎だらけ。
寄せては返す小波のゆらぎと鳥のさえずりに包まれる北岸ロードは日本の100名道に匹敵すると言われています。
緩やかに下りながら絶景を堪能、リラックスしてペダルに重力を任せれば木々の間から青の世界が広がる本栖湖からの深いエネルギーを浴びながら湖岸の並木道を森林浴&サイクリング。
自転車に乗っていると自然に意識は目の前の道路に集中していきます。過去の苦い経験や将来への漠然とした不安よりも、まさに目の前にある路面に穴ぼこや割れ目はないか?…といった現在のことに意識が行きます。また自転車に乗っていると、自分自身の呼吸、発汗、心拍、疲労といった身体のことを、ありありと感じ取ることができます。
そしてそんな時間を過ごしているうちに自然と心が楽になってストレスから解放されるような…、そんな体験をしていると気づくことが多々ある私なのです。
これってマインドフルネスと共通点多いなーっ…と思うようになりました。
自転車に乗っている時間はある意味、世俗外界から隔絶された時間なのではないでしょうか。過去でも未来でもない現在という時間を走る自転車の上で一人きりで自分と向き合う。それって、大げさかもしれませんが、瞑想に近いものがあるような…サイクリング
ペダルを漕ぐリズムと自分が一体化する「感覚」、車輪を回転させ前進しながら自然と周囲と解けるような感覚になり「無心」になる。そのうち汗が垂れてきたり、足が痛くなってきたり、アスファルトの匂いを感じたり、風が気持ちよくなったり、心地よいイメージが浮かんだり、『いま・この瞬間の・出来事』に思考が向かっていきます。
このように、マインドフルネスの感覚を得るためのハードルを下げてくれるのが『ポタリング瞑想』です。
⭐︎せのうみツアー『本栖編』前半
ノイズが無い自然の中で都会の“あく“を抜いて無になろう!自然の一部となろう!

『出逢う』
セノウミ西端『本栖・精進エリア』には歴史と人を動かしてきた古(いにしえ)の古道があります。
駿河と甲斐の国境を結ぶその古道は4世紀には、ヤマトの文化、人、モノの動脈となり、戦国時代には、信玄公に守られ、信長、家康が軍用路として往来しました。江戸時代には駿河から塩や魚が運ばれ産業の道として栄えました。古道に導かれるように、暮らし、戦、産業が“そこに“集まりました。雄大な大自然の中に今でも尚その痕跡は記憶されています。その繁栄を自らの足で踏みしめてみましょう。
信玄公の魅力に迫る
生誕500年にして、今もなお、語り継がれる伝説のヒーロー!上司にしたい武将ランキングでは常に上位に!
戦国最強と謳われた闘将でありながら、信長、秀吉をも超えるような民政家でもあった信玄公が、後世に残したものとは❗️❓
信玄公の生涯を振り返りながら武田前線跡の山城や樹海の中に突如蘇る500年前の戦国の息吹を探検します。
⭐︎せのうみツアー『本栖編』中盤
五感で古きを訪ねてみよう!新しき自分に出逢おう!

『作って食べる』
心と身体と頭をフルに動かして感性を最大限に研ぎ澄ました後は信玄公が残してくれた野戦食、今では甲州名物としてお馴染みの免疫力を高めるパワーフード『ほうとう』を炭火とダッジオーブンでワイルドに作ってみましょう!
魔法の鍋「ダッジオーブン」✖️「ほうとう」の相性は凄まじい!
「ウォーターシーリング」
重たいダッジオーブンの蓋は水蒸気を逃さない。このことを「ウォーターシーリング」といい、具材の中まで柔らかくホロホロとした食感を生み出してくれます。
そしてなにより簡単調理なのに本格的な味が体験でき、なおかつ調理している最中の写真映えもするので仲間のワクワク感も高まります。もちろん、蓋を開けるときのドキドキと感動もひとしおです。
ダッジオーブンを制するものは、秋冬アウトドアを制する!
最後はワイルドに世界一美味い“ほうとう“で締めましょう!